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8.8.アニメと原作の相違アニメ版と原作における最大の相違点はフーゴ・ヴォルフの歌曲『エルフェンリート』(Elfenlied(注1))の有無にある。メインタイトルとなるこの歌曲はドイツ語で『妖精の歌』の意味を持ち、原作5巻でノゾミがにゅうに教えたことが終盤になってようやく形となって現れた。しかし、アニメ化決定が発表された2004年1月の時点では日の目にすら当たらない状態であり、1クール13話の尺に収めるためキリのいい7巻までの内容でルーシーの「救済」とコウタの「記憶」にスポットを当てている。そのため企画段階当時原作での活躍が見当たらず、今後の展開によってはどのような行動を起こすのかすらわかっていない不確定要素のノゾミと『エルフェンリート』はオミットした。代わりとしてアニメOP曲『LILIUM』のオルゴールを2人を繋ぐ道具として出すことでアニメ最終話の和解へと繋げられた。アニメ版で使用されるクシシュトフ・ペンデレツキの様式模倣と、ヴォルフの歌曲の性格があまりにもつりあわない事情も考慮された。雑誌アニメスタイルVOL2における神戸吉岡対談にて神戸監督は第2部の製作については否定している。また、原作者の岡本倫は、海外のファンから「セカンドシーズンはないのですか?」という質問メールが来ることを2007年8月8日にホームページ上で明かしているが、その時点では第2部製作の予定は無いと述べている。(注2)このほかキャラクターにも相違があり、原作での蔵間はマリコの死後坂東に自殺を阻止され引きこもりに近い症状となったが、アニメ版の蔵間は自分の意志でマリコの自爆に巻き込まれ生死不明という形で決着がつけられた。更にルーシーに関しても原作ではマリコ自爆の際に爆風の影響で角が折れしばらくルーシーは目覚めることはなかったが、アニメではマリコの死後自分を狙う警官隊と対峙して生死不明となり(この時銃撃で角が折れる描写がある)、最後の場面で楓荘の玄関にルーシーらしき影が現れるという終わり方になっている。なおこの時現れた影はにゅうか、ルーシーか、DNAか、その他かについては視聴者の想像に任せる形で締められている。細かい所では、6話終盤の漂流用ポッドはナナが読み書きができない事を考慮して手紙から録音した音声に変更されているなど、原作におけるツッコミどころをきちんと解消している。1.「メーリケ歌曲集」第16曲。歌詞はこちら http://homepage2.nifty.com/182494/LiederhausUmegaoka/songs/W/Wolf/S505.htmを参照2.岡本倫 HOMEPAGE:diary:2007年08月08日(水) http://www.okamoto.tv/diary/nicky.cgi?DATE=200708?MODE=MONTH
概要|
あらすじ|
登場人物|
ディクロニウス|
楓荘住人|
国立生態科学研究所所員|
その他|
その他(過去)|
用語解説|
舞台|
単行本|
読切版|
テレビアニメ|
CS帯|
UHF帯|
DVD|
スタッフ|
放送局|
主題歌|
サブタイトル|
アニメと原作の相違|
脚註|
関連項目|
外部リンク|
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