TOP>エルフェンリートwiki>その他
3.4.その他坂東(ばんどう) 声:中田譲治 警視庁特殊急襲部隊(通称:SAT)の隊員。 狂暴な性格をしており、「人間兵器」の異名を持つ。右手左手それぞれでマグナム級の銃を扱えるなど白兵戦においては彼にかなう者はいないとされる。最初にルーシーと戦った時はサブマシンガンで岩を真っ二つにする離れ業を見せるも彼女のベクターには敵わず、両目と右腕を潰され惨敗。以後ルーシーへの復讐を誓い、去勢手術を条件に可視義眼及び可動義手を装着したが、手術直前に脱走して由比ヶ浜に潜伏。ベクター対策のため、砂浜のゴミ拾いを日課とするようになる。そこでマユと出会い、彼女から日々の食事の支援を受けることになった。 やがてマユと徐々に親しい間柄になっていき、黒帽子の男が楓荘を襲撃した際に彼女の緊急連絡を受けて楓荘に乗り込み、黒帽子の男に襲われていたマユを助けた。その直後に楓荘に戻ってきたルーシーと鉢合わせて二度目の戦いに突入、見えないベクターを果敢にかわすなどの人間離れした力を見せてルーシーを絶体絶命の窮地に追い込むが、事情をわからずに現れたマユがルーシーに殺されそうになったところを庇い下半身を切断されて絶命した。 実は死亡しておらず奇跡的に生きており、原作最終回で由比ヶ浜に戻りマユと再会を果たした(なお、切断された下半身は義肢になっていた)。回想シーンで、その凶暴な性格の裏に過去に他人に受け入れられなかった孤独があったことが明らかになっていた。 二度目の戦いでは途中で邪魔が入ってしまったものの、実質的にルーシーを殺した男とも言える。 ちなみにSATに入った理由は「合法的に人が殺せるから」。名前のモデルは作者の大学時代の友人。角沢教授(かくざわ) 声:平田広明 コウタとユカの通う大学に赴任している大学教授。元研究所所員(3番の事件が起きた時は研究室長だった)で角沢長官の息子。 助手の荒川と共にベクターウィルス用のワクチンを開発している。蔵間とは大学時代からの付き合い。 世界でも指折りの頭脳を持つが「人間として下の方」と言われるほど倫理観に欠けており、その為に地方の大学にしか赴任できなかったらしい。 実は本編冒頭のルーシー脱走事件の黒幕。父親と同じ目的を持つが、彼を出し抜く為にルーシー脱走のタネを仕掛けた。後にルーシー(にゅう)を大学で見かけ、コウタを騙す形で彼女を引き取る。その後事を始める為ににゅうを眠らせるが、にゅうの人格が眠ったことで入れ替わりにルーシーの人格が目覚めてしまい、止む無く仲間に入るように交渉する(ワクチン開発の動機はこういう状況が起きた時の為)がその途中で首を刎ねられ殺される。父親同様頭髪はカツラで、頭の角を隠すためのものだった。荒川(あらかわ) 声:石原絵理子 角沢教授の助手。角沢教授の下でベクターウイルス用ワクチンの研究を続けるお姉さん。お風呂に入っていないことがいつも気になっている。こう見えても物語のキーパーソンの一人である(理由は後述)。 コウタがにゅう(ルーシー)を連れ戻すために角沢教授の下を訪ねた時に彼を教授の下まで案内したが、そこでルーシーに殺害された教授の遺体を見つけてしまう。その後研究所に教授の遺体を届けた際に教授の父・角沢長官の命令で研究所でベクターウイルスの改良に手を貸すことになるが、秘密裏に教授が大学で行っていた研究を引き継いだ。 研究所で様々なトラブルに見舞われながらもワクチンの開発を進め、遂にワクチンを完成させたが、その直後にワクチンを危険な物と認識し荒川を狙っていた研究所のディクロニウス達に襲われてしまう。しかしダイアナやサングラスの女の助けを借りて無事研究所から脱出、ワクチンを発表することができた。この発表により世界中から「救世主」と崇められ、子供の頃の夢であった「キュリー婦人のような後世に残る科学者になる」が、研究所内でのいざこざを散々目の当たりにした事から崇められても素直に喜べなかった。 なお、ファンからの別名は「処女手」(処女であることをカミングアウトしてから)→「エロ奴隷」(黒帽子の男のセリフ)→「痴女手」(裸の上に白衣を着てその下には乳首にニップレスをつけただけという格好でコウタを尾行してから)と変遷している。大森 声:堀江一眞 元研究員。3番の一件で蔵間と共にベクターウイルスに感染した。その後娘が生まれたが、大森がベクターウィルスに感染していたため娘はディクロニウスとなってしまい、やむなく薬物処分することになってしまった。その後、研究所を去る。ベクタークラフト開発者 佐世保ベクター研究所が開発した対ジルペリット用秘密兵器ベクタークラフト開発者。その正体は上記の大森と言われているが、公式での発表ではないのであくまでも噂レベルに過ぎない。角沢アンナ(かくざわ アンナ) 角沢長官の娘。かけっこが得意。 父親を慕うも、物覚えが悪くて期待に応えられない事を悲観していた。そして賢くなる為に父親に改造されるが…。 本作でフルネームが判明している数少ない人物。『神の胎児』アンナ 角沢アンナが角沢長官に改造された姿。地下2000mの「命の泉」に住む予知能力を持つ巨大な人間。 「人間は頭蓋骨の大きさに阻まれてこれ以上の脳の進化が出来ないでいる」との考えを元に改造されており、クジラほどもある大きさである(殆どが頭部)。胎児と呼ばれるのはそのアンバランスな体型が胎児を思わせる事、大きすぎる頭のせいで水の中でないと自分の体を支えられない事から来る。頭蓋骨の枷を取り払った結果脳が極限まで肥大化しており、通常の人間ではまるで及ばない程の思考レベルを持つ。彼女が持つ予知能力は厳密には膨大な知識と思考計算から来る「予測」であるが、それらは全て人間とはかけ離れた彼女の頭脳の中で行われているが故に予知とも呼べるほどの正確さとなる。また、予知能力は「個人」ではなく「集団」の未来予測に限られる。 角沢長官がルーシーに殺された直後にルーシーと戦ったが、ベクターの射程を延ばしたルーシーに敗れる。その後全壊した研究所跡でサングラスの女に発見された時には改造される前の姿に戻っており、予知能力も失っていた。また、角沢長官は元に戻れることを最初から知っていて手術に踏み切ったようである。ノゾミの父 母親に憧れ、母と同じオペラ歌手を目指そうとするノゾミに強く反対し辛く当たり続けるが、本心はかつて妻が希少な声質と引き換えに喉が弱く、そのため歌えなくなったことを苦にして自殺したことを悔いており、同じ声質と喉の弱さを持った娘を心配していた故の反対だった。最終的にはノゾミの音大受検の当日、娘の決意の固さを知り「最初のコンサートには自分を一番良い席に招くこと」を条件に受検を許可した。
概要|
あらすじ|
登場人物|
ディクロニウス|
楓荘住人|
国立生態科学研究所所員|
その他|
その他(過去)|
用語解説|
舞台|
単行本|
読切版|
テレビアニメ|
CS帯|
UHF帯|
DVD|
スタッフ|
放送局|
主題歌|
サブタイトル|
アニメと原作の相違|
脚註|
関連項目|
外部リンク|
(C)