TOP>エルフェンリートwiki>国立生態科学研究所所員
3.3.国立生態科学研究所所員蔵間(くらま) 声:細井治 本作の準主役兼狂言回し。研究所の室長。研究所内では角沢長官の次に地位が高いと思われる。研究員内ではルーシーとの因縁が最も深い。ルーシーとの確執の他にも自分を父親として慕うナナの薄幸、最強のディクロニウスである娘・マリコの立場、それらを一手に担う角沢長官の命令等のせめぎ合いに苦悩し続ける。 学生時代に角沢の誘いを受け研究所のメンバーとなるが、当初は研究所内で日常的に行われるディクロニウス達への凄惨な仕打ちに嫌悪感を抱いていた。やがてその日々にも慣れつつも、嫌悪感や罪悪感を完全には拭えてはいなかった模様。 ディクロニウス・3番が研究所から脱走を図った事件の際に、3番の手でベクターウィルスを植え付けられる。そのため後に妻との間に産まれた娘・マリコはディクロニウスになってしまい、娘がディクロニウスである事を知った蔵間はマリコを自らの手で殺そうとするが、妻に止められた。その後、蔵間はマリコの身の安全のためもあってやむを得ずマリコを研究所に引渡し、そこで育てさせる事にした(そのため、マリコは父親である蔵間とは面識がなく、ようやく父に会ったのは鎌倉でルーシーと戦った時だった)。 原作では後にマリコと和解するが、その直後にマリコを目の前で失い、自殺しようとするが坂東に止められる。しかしその後は精神を病んでしまい、その影響かマリコクローンの一人・シンシアの遺体をマリコと間違えるなどの行動を見せていた。その後バーバラとナナの戦いの際に正気に戻り、鎌倉で遂にルーシーと対峙するが、DNAの声に意識を乗っ取られたルーシーの攻撃を受けて片腕を失った。すべてが終わった後は研究機関に勤めながらもナナとの共同生活を送るようになった。アニメでは最終話でマリコと和解した後、束の間ではあったがマリコと二人きりの時間を過ごし、その直後にマリコを抱きしめながら共に爆死した。白河(しらかわ) 声:生天目仁美 蔵間直属の秘書の一人。蔵間に惹かれ、情報を得るために長官に抱かれるなど独自の行動を行う。マリコの体内に爆弾を仕込んだ張本人。 蔵間の亡き妻・ヒロミに嫉妬していたらしく、マリコの体内に爆弾を仕込んだ理由について「自分以外の女が産んだ子供なら死んでもいいと思った」と語っている。後にルーシーとマリコの戦いの最中にベクターウイルス初散布を蔵間に告げ、マリコのコントローラーを蔵間に投げ渡そうとするがルーシーによって殺害される。アニメ版ではマリコが江ノ島に降り立った際、偶然ナナとマリコが闘っている所に駆けつけたルーシーを見て彼女の人格が分裂していることに気付き、同じくその場に居合わせたコウタにそれを伝えようとしたが、その瞬間にルーシーに殺害される。その際、彼女が胴体を両断されたことがコウタが記憶を取り戻すきっかけとなる。如月(きさらぎ) 声:山本麻里安 蔵間直属の秘書の一人。東大出らしいがドジっ娘。原作ではキャラが十分立っていてレギュラーキャラになると思われていたが、物語冒頭でルーシーが脱走した際に人質にされた挙句ルーシーに首をもがれ、体を銃弾の的にされるという凄惨な最期を遂げた(アニメでは人質にされるシーンはなく、偶然ルーシーと警備員が対峙している現場に現れ、その直後に惨殺されてしまう)。このシーンはこの作品を代表する屈指の残酷シーンとして有名。イラストレーター・プロ雀士の宇佐美うみの同人誌「エルフィンリート」(2004年C66・2009年現在プレミア品)に作者が参加した際に享年24歳であることを公表した。(ただしマリコが生まれる前に蔵間の元でお茶くみをしている描写がある)斎藤(さいとう) 声:山本麻里安 マリコの母親代わりの研究員。5年間毎日モニター越しにマリコを観察している。マリコを実の娘のように愛しており、マリコを呼び出した際は涙を浮かべながら感動の対面を果たすが、直後彼女に胴体を切断され殺される。死の間際、偶然にもマリコの右腕の爆弾を起動させた。実はマリコの気を自分に引くために彼女の実父である蔵間を悪く言っていたなど黒い一面もあったことが後に明かされる。黒帽子の男 研究所所員。真性のサディストで重量2kgでかえしのついた鉄球を発射するボウガンを使い、ディクロニウスを相手に遊びと称した暴行が趣味。角沢長官の息子(角沢教授の兄)という説もある。 ディクロニウス探知機を携えて楓荘にディクロニウスが居る事を突き止め、楓荘にいるナナとマユの元に現れて二人に襲い掛かるが、その場に居合わせたわん太やマユの緊急連絡を受けて駆けつけた坂東に返り討ちにされた。その後戻ってきたルーシーと坂東が鉢合わせて二度目の戦いに突入した際、ルーシーを我が物にしようと声をかけるもあえなくルーシーに殺害される。能宗(のうそう) 研究所所員。ディクロニウスのクローン製造プロジェクトチーフ。食事は全てチョコレート。四人のマリコクローンを造った張本人で、彼女らの額の装置アジナーで自分に服従させている。 後にマリコクローンや特殊急襲部隊を率いて楓荘を襲撃。その際墜落したヘリの下敷きになるもバーバラとアリシアに助けられ、足の骨折だけで助かり入院した。その後本来絶対服従のはずのクローン達が自分の出した命令に背いたことを疑問に思い、真相を探るためにバーバラのアジナーを取り外したが、それが仇となり、アジナーを外された事で殺人衝動に目覚めたバーバラに殺害された。サングラスの女 研究所側のボディーガード。その正体は佐世保のベクター研究所が送り込んだスパイ。 最終話まで生き残ったが、結局名前は一切明かされなかった。最終話で全壊した研究所跡を訪れ、そこで偶然元の姿に戻ったアンナを発見する。角沢長官(かくざわちょうかん) 声:有本欽隆 ベクターウイルス研究所のトップに立つ男。 本来総理大臣特権であるSATの出動命令を出すことの出来る権利を持つ(ちなみにルーシー脱走の際は研究所から離れていたため、SAT出動要請は蔵間が長官名義で行った)。 本作の黒幕的存在。ベクターウイルスにより旧人類の頭数を減らした上で、ルーシーを孕ませ新人類の父になることを目論む。頭髪はカツラで、これで頭の角(原作では3本、アニメでは2本)を隠していた。後に脱走したルーシーの捕獲に成功、彼女の弟を引き連れて自分たちの仲間に引き入れようとするが、説得の途中でルーシーの弟諸共ルーシーに殺された。皮肉にも、同様の目的を持っていた息子(角沢教授)と同じような経路を辿って死ぬ事となった。
概要|
あらすじ|
登場人物|
ディクロニウス|
楓荘住人|
国立生態科学研究所所員|
その他|
その他(過去)|
用語解説|
舞台|
単行本|
読切版|
テレビアニメ|
CS帯|
UHF帯|
DVD|
スタッフ|
放送局|
主題歌|
サブタイトル|
アニメと原作の相違|
脚註|
関連項目|
外部リンク|
(C)